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令和 2年第 6回定例会−12月02日-04号

  • "小島雅則"(/)
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  1. 諏訪市議会 2020-12-02
    令和 2年第 6回定例会−12月02日-04号


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    令和 2年第 6回定例会−12月02日-04号令和 2年第 6回定例会            令和2年第6回定例会会議録(第4号)          令和2年12月2日(水)午前10時00分開議 〇議事日程  一般質問       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜                  本日の会議に付した事件  日程第 1 一般質問(3−3) ページ                 ページ   10番  森 山 博 美  …213  11番  横 山   真  …227                  散         会       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜出席議員(15名)      議 席                 議 席       1番   岩 波 万佐巳        2番   牛 山 智 明       3番   井 上   登        4番   廻 本 多都子       5番   近 藤 一 美        6番   小 松 孝一郎       7番   横 山   真        8番   小 山 博 子
          9番   高 木 智 子       10番   牛 山   正      11番   藤 森 靖 明       12番   森 山 博 美      13番   吉 澤 美樹郎       14番   小 泉 正 幸      15番   伊 藤 浩 平 〇欠席議員(なし)       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇説明のため出席した者の職氏名    市長      金 子 ゆかり     副市長     渡 辺 高 秀    教育長     小 島 雅 則     総務部長    松 木 克 之    企画部長    木 島 清 彦     健康福祉部長  関   隆 雄    経済部長    中 島 英 司     水道局長    茅 野 徳 雄    教育次長    後 藤 慎 二     総務課長    三 村 伸 彦    企画政策課長  寺 島 和 雄       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇職務のため出席した事務局職員の職氏名    局長      前 澤 由美子    次長      藤 森 一 彦    庶務係長兼議事係長            宮 坂 香 織    主任      今 井   稜       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜                               令和2年12月2日(水)               第6回諏訪市議会定例会                 会  議  録 (5−4)                                開議 午前10時00分                                散会 午前11時38分                                  (傍聴者 6名)            開       議   午前10時00分           ────────────────────── ○伊藤浩平 議長  おはようございます。これより本日の会議を開きます。  日程に入るに先立ち報告をいたします。ただいままでの出席議員数は15名であります。日程はお手元に配付いたしました。           ────────────────────── △日程第 1      一般質問伊藤浩平 議長  一般質問を続行いたします。森山博美議員 ◆12番(森山博美議員) 皆さん、おはようございます。議席番号12番、森山博美です。お忙しい中傍聴にお越しいただきありがとうございます。一般質問最終日になりました。重複している部分も多いかと思いますが、よろしくお願いいたします。  それでは通告に従い、まず諏訪市の財政について。主に諏訪湖イベントひろばについて質問をいたします。令和2年度当初予算では、約600万円弱、諏訪湖イベントひろば利活用検討事業とし予算化されていました。それは諏訪湖イベントひろばの活用に向けた具体的な施設整備機能導入及び民間活力導入可能性について調査・分析を行う。外部有識者による専門委員会を開催し、令和2年度に具体的な整備方針を示す基本計画を策定いたしますとしておりました。前年の状況では、そのままの時間軸で考えられていたと思います。諏訪市民にとっても、駅前交流テラスすわっチャオ開設後の大きな注目の場所であると思います。  まず、諏訪湖イベントひろば基本計画専門委員会についてお伺いいたします。当初、会議の開催回数や委員の人数はどのように行われるつもりであったのかお聞かせください。また、委員会の構成はどのような方々だったのでしょうか。そして、その選考はどのような経緯で行われたか。男女比率や年齢層などもお聞かせください。  以下の質問は、質問席で行います。 ○伊藤浩平 議長  企画部長木島清彦 企画部長  それでは、森山博美議員からの諏訪湖イベントひろば専門委員会の関係の御質問でございますので、私からお答えさせていただきたいと思います。諏訪湖イベントひろばの活用の検討につきましては、平成31年3月に基本構想を策定いたしまして、具体的な機能、それから民間活力の導入の可能性について昨年度から専門委員会を設置し、基本計画の策定に向けまして民間のコンサルタント業者への委託による調査と併せて研究を進めているところでございます。  当初の計画からしますと、若干やはりコロナの関係で3か月ほどずれ込んでおりますけれども、これまで5回おおむね予定どおり開催をしてきておるところでございます。  委員につきましては、金融、まちづくり、経営、観光、商工業の各分野からの学識経験者や会社の経営者で構成をしておるところでございます。学識経験者につきましては、当市の政策アドバイザー、大学教授、それからシンクタンクでありますとか行政に長く携わってこられた方など、まさに経験豊富なベテランの方々をお願いしているところでありまして、また会社の経営者の方々は逆に次世代の産業界を担う中堅世代の方々でありまして、全8人の委員のうち男性が6人、女性が2人という構成でございます。長野県にもオブザーバーとして御参画いただいているところでございます。  選考に当たりましては、ひろば活用基本コンセプトであります産業振興技術開発観光振興、雇用拡大の活動拠点ゾーンを具体化するに当たりまして、専門的知見や経営者としての生の声を生かしていくため、各分野からのバランスを考慮し個別にお願いをし、市で選定をしたところでございます。以上です。              〔「議長12番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  森山博美議員 ◆12番(森山博美議員) 幅広い方々で8名の構成、女性が2名というのはちょっと少ない気もしますけれども、妥当なのかなとも考えられます。  先ほどもありましたけれども、今年度新型コロナウイルス感染症がはやるこの中の会議は、当初の計画どおり進められたのでしょうか。また、約600万円の予算はどのように使用してきたのかお聞かせください。 ○伊藤浩平 議長  企画政策課長寺島和雄 企画政策課長  新型コロナウイルス感染症の拡大によりまして、4月に予定していた専門委員会が開催できずに7月の終わりにずれ込みました。また、コロナ禍において経済活動が停滞しているような状況も見極める中で、今年度予定していた業務全体を後ろ倒しとし、スケジュールを変更する判断をさせていただきました。したがって、今年度末に策定予定だった基本計画は来年度夏頃の策定をめどに現在進めております。  それから、お尋ねの600万円の予算はどのように使ってきたかというところでありますけれども、今年度予算、実際には593万1,000円、内訳としましては、専門委員会委員謝礼、委員の旅費及び打合せの旅費、基本計画印刷製本費が合計で33万4,000円、また活用可能性調査業務委託料が559万7,000円となっております。こちらの予算は財源として都市構造再編集中支援事業の補助金とふるさと振興基金繰入金を活用しまして、一般財源の負担はゼロ円ということで実行させていただきました。以上です。              〔「議長12番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  森山博美議員 ◆12番(森山博美議員) 委託業務になりますけれども、調査の業務委託費用ですが、調査の内容はどのようなものか。どのような成果があったのかをお知らせください。 ○伊藤浩平 議長  企画政策課長寺島和雄 企画政策課長  こちらは民間活力導入の可能性を探るための市場調査となります。市場調査は2段階で実施することとしておりまして、第1段階調査は、民間事業者に対して事業への参画意向や参画可能条件等を調査しまして、まずは民間事業者の参画意欲を探ることとしました。並行して、工業メッセ出展者など関係者にヒアリングをしております。ここまでは、令和元年度のうちに完了しております。  第2段階の調査はサウンディング型市場調査及び対面ヒアリング民間事業者からの具体的な提案を引き出すことを狙いとしております。来年1月中旬を提出期限として、現在広く募集をかけているところであります。それから、併せて市民の皆様からも自らがプレイヤーとなってひろばでやりたいこと、活動したいことを同時募集しております。  今回の調査ですけれども、民間の投資動向を見極める大切な機会と捉えております。成果としましては、実際に応募があるか、またその提案がひろば活用コンセプトに沿った実現可能なものであるかによりますので、現時点で申し上げることはできませんけれども、多くの提案をいただくことを期待しているところであります。以上です。              〔「議長12番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  森山博美議員 ◆12番(森山博美議員) サウンディング、応募が始まっていると思いますけれども、現段階ではどのような感じで、多少は応募は来ているのでしょうか。 ○伊藤浩平 議長  企画政策課長寺島和雄 企画政策課長  現在募集の段階ですので、いろんな反応は来ております。民間の方、それから市民の皆様からも何らかの提案があるのではないかということを期待しているところであります。以上です。              〔「議長12番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  森山博美議員 ◆12番(森山博美議員) 多くの方から手を挙げていただければと思います。  諏訪湖イベントひろばでまず気にかかるのは、私は金額だと思います。建屋を解体するには大体幾らぐらいかかるのでしょうか。また、諏訪市土地開発公社から買い取る金額、簿価ですけれども、どのぐらいあるのでしょうか。その財源の見通しはどのように考えていらっしゃるのでしょうか。お聞かせください。 ○伊藤浩平 議長  企画政策課長寺島和雄 企画政策課長  まず建屋を解体するには幾らかかるのかということですけれども、過去に試算をした概算の費用になりますけれども、約6億円と見積もっております。また、土地開発公社が保有する部分の簿価は約21億円となっております。  財源の見通しとのことですけれども、事業内容事業スキムが固まった段階で国や県の補助金の活用、これはもとよりクラウドファンディング、また企業版ふるさと納税などあらゆる手段を検討していきたいと考えております。              〔「議長12番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  森山博美議員 ◆12番(森山博美議員) 諏訪湖イベントひろば基本計画専門委員会の第1回の議事録を拝見しますと、オブザーバーの長野県産業労働部から、整備に当たり県が支援するということであれば、広域として意見を持ってきてほしいとありました。この事業は諏訪市単独で考えていくのか、広域で話合いなどを行わないのかお聞かせください。 ○伊藤浩平 議長  企画政策課長寺島和雄 企画政策課長  諏訪湖イベントひろばを使って活用している最大のイベントであります工業メッセ、こちらについても諏訪地域一帯で行っている事業でありまして、諏訪地域産業振興に資する拠点づくりという視点からも、諏訪地域全体で考えていきたいと考えております。  しかし、まずは諏訪市としての活用の方向性と取り組む内容を明確にした上で、広域的な連携協力を要請していきたいと考えております。              〔「議長12番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  森山博美議員 ◆12番(森山博美議員) それでは、まずは諏訪市が単独で考えて、広域に発信していくと捉えてよろしいでしょうか。そして、それはいつ頃広域で話合いなどをされるのかお聞かせください。 ○伊藤浩平 議長  企画政策課長寺島和雄 企画政策課長  広域というか6市町村とも常に情報は共有させていただいております。ただ、実際に具体的な協力等についてはタイミング等もいろいろあるかと思いますので、そのあたりは図っていきながらと思っております。  まずは民間投資の動向だとか調査の内容、そんなものをいろいろ踏まえて諏訪市としての活用の方向性、そういったものをしっかり固めていくところから段階的に進めていきたいと考えているところであります。              〔「議長12番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  森山博美議員 ◆12番(森山博美議員) 分かりました。コロナ禍で国も交付金を多く出しております。現在進行されている大型事業に対しても交付割合が減少するか心配なところであります。  そこで、諏訪湖イベントひろばに対し計画が立ち上がれば、後戻りができないと思っています。私が議員になってから6年ですけれども、方針、計画、事業とつながっていきます。計画はゴーというふうに自分では感じているんですけれども、後戻りはできなく、多くの財源を使用しなければならない諏訪湖イベントひろばについては、もう少し時間が必要と考えますが、いかがでしょうか。 ○伊藤浩平 議長  企画政策課長寺島和雄 企画政策課長  まずは来年度中の基本計画の策定後、そういった後にすぐに事業が動き出すわけではございません。新型コロナウイルス感染症の収束が見込めない、また経済の回復も見通せないという中で、事業着手の時期の判断は現時点で非常に難しいというのが正直なところです。  現在、民間事業者に対して事業提案を募集しておりまして、その結果によっても左右されると考えております。また、市民の皆様の御理解をいただくことも必要であります。現時点でのスケジュールでは、来年7月をめどに基本計画を策定する予定でありますけれども、これをリミットにがちがちに固めてしまうものではなくて、それ以降も引き続き検討を重ね、また整備計画など様々な段階を経て、事業化のタイミングを慎重に判断してまいりたいと考えております。              〔「議長12番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  森山博美議員 ◆12番(森山博美議員) ぜひ慎重に判断していただきたいと思います。  一昨日ですけれども、彩風すわでの代表質問の中で、諏訪圏域の公共施設の共同使用に対し、委員会や研究はしていないという御答弁がありました。各市町村が現在所有している公共施設では、目的や管理、料金設定など難しいかもしれませんが、新しく造る施設、設置する施設については、特にこの諏訪湖イベントひろばに関してですけれども、巨大な敷地面積と費用がかかるものなので、6市町村が有効に使用できる施設として共同で考えて、所有、利用する考えはありませんでしょうか。 ○伊藤浩平 議長  企画部長
    木島清彦 企画部長  諏訪湖イベントひろばの関係につきまして、ただいま課長が申し上げましたとおり、今そういった基本計画を策定している最中であります。広域的な考えにつきましては、これからある程度諏訪市の段階の中で考えがまとまったところで、段階を踏みながら広域で、また県とも協議しながら進めていきたいと思っておりますので、具体的なそういった計画についてはまだまだこれからというところでございます。              〔「議長12番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  森山博美議員 ◆12番(森山博美議員) まだまだというのは分かるんですけれども、諏訪市民としましては、6市町村のどの施設であっても同料金で使用できることを望んでいます。諏訪はそれぞれではなく歩み寄っていただきたいと思っていますので、ぜひ研究をしていっていただきたいと思います。  次に、補助事業についてですけれども、商工会議所や組合などに属している大きな事業者への周知はそこの組合等から行くと思いますが、個人事業主や小さな事業者についてはどのような策を講じており、その周知はどのようになさっているのでしょうか。 ○伊藤浩平 議長  経済部長 ◎中島英司 経済部長  個人事業主や小さな事業者への施策とその周知という御質問でございます。  当市の小規模事業者数の割合なんですけれども、これが75%を超えておりますので、このコロナ禍の対応以外でも、商工業施策での補助事業や融資制度は小規模事業者等を対象にしたメニューを数多く制度設計しておりまして、事業者にも利用いただいているところでございます。  一例としましては、店舗が集まって行うイベントに対する補助制度が例年多く商業会などに利用されておりますし、制度資金については、従業員5人以下の事業者に有利に利用していただきますよう小規模事業資金が制度化されているといったところであります。  さらに、現在、小規模事業者事業継続持続的発展を実現するため、小規模事業者支援法に基づく経営発達支援計画の大臣認定を受けるために商工会議所と共同申請し、サポート体制等の充実を図っています。今後も経済状況を正確に捉え、小規模事業者に寄り添った施策を創生していきたいと思っております。  次に、こういった制度の周知についてでございますけれども、例年の取組としましては、「諏訪市内企業商工業振興施策ガイドブック」や「金融のしおり」、これを市内の事業者などに配布するとともに、市のホームページ企業支援情報に掲載をしております。  一方、今回のコロナ禍では、多くの方々に協力をいただき情報発信をしていただいております。3点ほど御紹介させていただきますが、景況調査の際には感染症に係る主な支援一覧を持参配布するとともに、市内金融機関にこの配布を依頼し周知に御協力をいただいていること。それから、諏訪市飲食店組合連合会からは加盟する全店舗の名簿の提供を受けまして、4月23日からの休業に対する感染防止協力金支給、この徹底周知等に配慮できたということ。  それから、会議所の関係になってしまいますが、商工会議所ニュースにより直近の情報を取り上げていただいているなど、コロナ感染症の対応としましては、迅速に正確に分かりやすく支援策をお知らせすることができました。  今回の取組を今後の周知方法にも生かしまして、個人事業主や小さな事業所にも情報がお届けできるように対応していきたいと思っております。              〔「議長12番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  森山博美議員 ◆12番(森山博美議員) ぜひお願いします。  そこで、諏訪市のホームページ検索画面からいろんなものを検索しますと探し出しにくく、別の検索エンジンから検索していくと探しやすく思います。支援制度など諏訪市のホームページからワンクリックで探せるようにしていただきたいと思います。  また、コロナ関連では多少改善がありました。今後もホームページの見直しや分かりやすいレイアウトなどお考えはありますでしょうか。 ○伊藤浩平 議長  企画部長木島清彦 企画部長  それでは、ホームページの関係でございます。私からお答えさせていただきます。昨日もお話しさせていただきましたけれども、来年4月のホームページリニューアルに向けて現在準備を進めているところでございます。議員おっしゃるとおり、現在のホームページでは、検索しても見たい記事が見つからないでありますとか、なかなかたどり着けないという御意見は私どももいただいているところでございます。  ただ、現状でも緊急性の高い内容でありますとか、市民利用が多いと思われる記事等はトップページに改めて掲載をしたり、検索ワードを入力することにより、ある程度アクセスしやすくすることも可能であるわけであります。けれども、なかなか手が回らない部分もあるということであります。  リニューアル後は見やすいレイアウトとし、検索機能も強化をしていきたいと思っておりますし、キーワード検索だけでなく注目ワードや分類で検索することも可能ということで、さらにサイト間で相互に行ったり来たりすることも可能というようなシステムにしていくと聞いております。今までの反省を生かして、閲覧者により使いやすいサイトとなるように努めてまいりたいと思っております。以上です。              〔「議長12番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  森山博美議員 ◆12番(森山博美議員) 先日、小山議員からもプッシュ型の発信提案をいただきました。見直し、リニューアルがあるのであれば、ぜひ利用しやすく、縦割りでなく、かゆいところに手が届くようなリニューアルをお願いしたいと思います。  次に、コロナが人に与える影響と支援についてですけれども、まず保育園、園児について質問いたします。保育園でのコロナへの取組や自粛期間後の園児の様子には変化があったのでしょうか。お聞かせください。 ○伊藤浩平 議長  健康福祉部長 ◎関隆雄 健康福祉部長  保育園では、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言を受けまして、4月13日から5月31日までの間、家庭で保育ができる場合に当園自粛の御協力をお願いし、約半数の御家庭に御協力いただきました。登園自粛いただきました家庭に対しましては、電話連絡あるいは家庭訪問、メール配信などにより意思疎通に努めたところでございます。  欠席したお子様御自身は、自宅で家族と過ごす時間が増えたわけでございますが、多くの児童はそのことが精神的な安定につながったものと考えております。  なお、課題を抱える家庭、御不安あるいは不安定な感情、そして負担感を強く感じられる保護者などにおかれましては、あゆステと連携して支援につなげているところでございます。  登園自粛後の園児の姿には、マスク着用や頻繁な手洗いなどに戸惑いを覚える様子も見られましたが、各御家庭で感染対策を徹底してくださったことから、保育園の生活に大きな混乱は生じておりません。  今後の課題となりますが、以降も感染症対策の観点から保育活動や園行事の縮小、実施方法の見直しを行っているところでございますが、集団保育の機会あるいは学びや体験の場面が減少していることが、長い目で見たときに子供たちの発達や成長に影響しないかどうか懸念されるところでございます。  感染症がここに来て予断を許さない状況となっておりますが、安全に配慮した上で少しずつでも子供たち活動範囲を広げ、たくさんの経験を積ませてあげたいと考えておりますので、地域の保育所運営には地域の皆様から御理解と御協力をぜひお願いいたします。              〔「議長12番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  森山博美議員 ◆12番(森山博美議員) 集団活動が少なくなったというのは本当に残念なことですけれども、やはり安全面を見ながら進めていっていただきたいと思います。  次に、学校の休校による子供の変化について、不登校が増えたりDVなどの相談等については、あしたの諏訪の代表質問の際、ほとんどの子供は順応している。そして、先生方はチェックを毎日行っていると答弁をいただきました。そのほかは何かありますでしょうか。 ○伊藤浩平 議長  教育長 ◎小島雅則 教育長  この件については、小松議員に対するお答えの中にもあったわけですけれども、重ねて申し上げたいと思います。児童・生徒ともに様々な葛藤もあると思います。しかし、コロナという状況を受け入れ、新しい生活様式をひたむきに実践している。全ての小中学校において特に明確な形で精神的に不安定になった児童とか生徒とかが増加しているという様子は見られないところです。  ただ、申し上げましたように、例えばマスクをずっとかけると合唱部の子が表現ができなくなってしまうとか、あるいは中学の一番大事な部活動が十分できないとかは当然ストレスでございまして、そういうものは当然抱えているわけですけれども、その中で先生方や家庭が一生懸命になって支えているのかなと思っています。  新しい生活様式をはじめとする生活の変化に戸惑いを見せながらも、学校と家庭とがしっかり連携して支えている。慣れもあるわけですけれども、子供の順応性もあるかもしれませんが、そういう意味では大きな変化は見られないという状況です。  また、はっきりとコロナの影響による不登校あるいはDV、この相談については、今のところ見受けられるわけではないですけれども、これからも健康不安はもとより、コロナの影響と考えられる不登校の傾向だとか虐待等、それぞれについて個々の状況をよく見た上でスクールカウンセラーとかソーシャルワーカー、またあゆステなどとも連携しながら、児童・生徒や家庭に寄り添って丁寧に対応してまいりたいと思っています。              〔「議長12番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  森山博美議員 ◆12番(森山博美議員) ぜひ丁寧な対応をお願いいたします。  自粛期間は子供にとって親と過ごす時間が増え、うれしい時間だったかもしれません。親にとっては仕事も休まなくてはならなかったり、三度三度の食事の支度をし後片づけをし、自分の時間もつくれずストレスが増したり、孤立化していたのではないかと思います。子ども家庭総合支援拠点あゆステへの相談は、親からはありましたでしょうか。 ○伊藤浩平 議長  健康福祉部長 ◎関隆雄 健康福祉部長  御質問いただきましたあゆステへの相談状況でございます。コロナ禍における育児不安あるいは家庭内で抱える課題の深刻化は、あゆステに寄せられる相談状況から感じているところでございます。経済的困窮を背景とした家庭内不和、あるいは一緒にいる時間が長くなったことによる関係悪化、子供の生活リズムが乱れて日常生活に支障が生じているケースなどがございます。  新しい相談のほか、もともと抱えていた問題が悪化して支援を強化した御家庭も多くございます。その中には不登校やDVに関することも含まれております。あゆステでは、保育園や学校そのほか子育て支援に関わる機関と連携して、保護者の不安や悩みに寄り添った支援に取り組んでいるところでございます。  コロナ禍において保護者の抱える困難は多大なものがございますが、一方で子供たち自身も大きなストレスを抱えて生活をしております。子供本人の気持ちを聞く支援にも取り組んでまいります。              〔「議長12番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  森山博美議員 ◆12番(森山博美議員) ありがとうございます。あゆステがあったことは本当に子供や親にとってはいいことだと思います。ワンストップでいけるということは本当いい施策だったなと。これからも続けていっていただきたい事業になります。  最近のニュースなどで自殺者が増えていると聞いております。また、有名芸能人が自殺したことにも影響があると思います。自殺予防対策事業としてSOSの出し方教育を今年度は全中学校で実施するとありましたが、進捗状況や生徒たちの反応はいかがでしょうか。 ○伊藤浩平 議長  教育長 ◎小島雅則 教育長  SOSの出し方教育でございます。コロナの前から始めていたわけで、思春期の非常に微妙な時期の中学生を対象にした事業でございます。今年度のSOSの出し方教育については、全中学校の1年生を対象に計画し、11月末までに上諏訪中学校、諏訪中学校、諏訪南中学校において実施済みでありまして、残り1校、諏訪西中についてはこれから予定しております。  どんな授業になるかといいますと、担任や養護教諭、それから外部講師の保健師等がTT、ティーム・ティーチング形式で展開してまいります。事前にアンケートをして、悩みやストレス等について、まず自分が向き合う、そんな時間をつくります。そして、授業の中でストレスとは何かというその概要を知って、その対処方法についてグループワークを通じまして確認していきます。そして、冊子「一人で悩んでいるあなたへ」等を使いまして様々な相談窓口があるんだということを教える、そんな流れの授業でございます。  既に実施済みの学校からどんな感想があったかを聞き取りしましたが、以前より相談することに抵抗がなくなった、そんな生徒の声です。あるいは養護教諭からは保健室への相談が増えてきました、そんな報告を聞いています。なお、こうした保健室への相談によって担任やスクールカウンセラーにつないでいくことができる、そういう利点もございます。  この取組は児童・生徒にとりまして、あるいは教職員にとっても自らがかけがえのない存在であることを理解させ、ストレスへの理解を深め、ストレスに適切に対処する方法を身につけること、そして現在起きているあるいは今後起こり得る困難や問題に対応するための援助希求行動、これについて具体的かつ実践的な方法を学ぶ、そんな機会として意義があるんじゃないかなと思っています。以上です。              〔「議長12番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  森山博美議員 ◆12番(森山博美議員) 「一人で悩んでいるあなたへ」という冊子があることも聞きました。子供の命を守る大切な教育で、今こそ必要と思いますので、どうか続けていっていただきたいと思います。  それでも、なかなか子供自身SOSを発信することができないのではないかなと思います。何げない行動や表情の変化から周りが酌み取る気づきが必要と思います。それにはゲートキーパー研修会がとても大切と思います。状況をお聞かせください。 ○伊藤浩平 議長  健康福祉部長 ◎関隆雄 健康福祉部長  諏訪市では、平成30年3月に諏訪市自殺対策計画を策定し、関係機関や団体等と連携して自殺対策に取り組んでいるところでございます。自殺を防止するためには、悩んでいる方に寄り添い、関わりを通じて、孤立・孤独を防ぎ支援することが何よりも重要です。  こうしたことから、一人でも多くの方に自殺に対する理解を深めていただき、自殺によって貴い命を失うことをなくすために、市民を対象にゲートキーパー研修会を開催しております。本年度はコロナ禍の影響で延期を余儀なくされておりますが、開催方法を検討し開催に向け準備を進めております。  さて、今議会において何人かの議員からコロナ禍における自殺対策に関する御質問を頂戴いたしました。これまで十数年にわたり減少傾向にあった自殺件数が今年後半から増加に転じていること、そして、このうち女性の割合や低年齢化が進んでいることなど御指摘をいただいたところでございます。  中でも未成年者の場合、居場所が家庭や学校など限られた空間であることが多く、仮に悩みの原因がそれらの居場所にあった場合には、どこに相談すればいいのか、また誰かに相談していいことなのかどうかすら判断できない場合もあると考えられます。  これまでの答弁で繰り返し申し上げておりますが、自殺を防ぐためには、悩みを抱えていることに誰かが気づき、声をかけ話を聞くことが重要です。子供が悩みを抱えていることに気づいたら、周囲の大人が子供自身が相談できる窓口があることを知らせてやってほしいと思っております。18歳までの子供のための専用電話チャイルドライン、また市では保健センターやあゆステなどがございます。大切な命が守られるよう、気づき、つなげる役割を多くの方に担っていただけることを目指して、市としても取り組んでまいる所存でございます。              〔「議長12番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  森山博美議員 ◆12番(森山博美議員) 自殺者が増えているということを聞くと、自分の命を絶つということは、よほどのことがあったんだろうな、私は怖くてそんな勇気はない。そんな勇気があったら生きていれば何とかなるのにと思ってしまいます。  私も子供を亡くした経験がありまして、それを考えれば地獄の生活でしたので、自分の子が自ら命を絶てば、なぜ気づいてあげられなかったのか、話していればよかった。後悔の念であふれてくると思います。また、命を絶ったのが親であれば、子供は喪失感を抱き、甘える場所が突然なくなり、私は愛されていなかったのではないかと悩み苦しむのではないでしょうか。これは私の悲しみの比ではないと思います。  この質問は私の身近で起きたことでもあり、他人であっても関わりがあるならば、何で、何で、何かしてあげられることがあったのではないかと思います。生きてさえいてくれれば、生きてさえいてくれればと思ってしまいます。同じ思いをさせないよう、自分の子供も親も守れるよう取り組んでいただきたい。自殺予防の事業でしたので質問いたしました。  SOSの出し方教育やゲートキーパー研修会は、人数の制限はあるかもしれませんが、簡単なものでもいいので、家庭での気づきや助けてと言っていいんだよのようなお知らせを配信していただきたく思います。今回議会で健康福祉部長から大切な命を守るという言葉が何回も出てきましたように、まず命を守ることを大切に思ってほしいと思います。よろしくお願いいたします。  次に、大人への影響、雇い止め、休業については、井上議員の質問でお聞きしたので、次の事項へ参ります。  湖畔を歩いていますと、ジョギングやウオーキングをする方が多くなってきました。アウトドアで感染を回避しながらの健康維持に市民の目が向いているように思われます。そこで、健康づくりプロジェクトの事業のコロナ禍での教室の実施状況と課題、今後の展望についてお伺いいたします。 ○伊藤浩平 議長  健康福祉部長 ◎関隆雄 健康福祉部長  健康づくりプロジェクトは、からだ改善セミナー、ニコニコ栄養コース、コツコツ血糖改善コースの3教室を実施予定でございまして、そのうち新規事業のコツコツ血糖改善コースは、感染予防対策を講じた上で10月から12月まで実施中でございます。その他松本大学と連携した教室、からだ改善セミナーやニコニコ栄養教室は、3密を避けられないことや調理を伴う感染予防対策を講じることが難しいため、感染拡大防止を第一に考え、中止といたしたところでございます。  課題といたしましては、からだ改善セミナー参加者の教室終了後の運動継続でございます。セミナー卒業後も健康で元気に生活したいと思い、多くの方が運動を継続していただいている一方で、運動する機会やモチベーション、動機づけや目的意識が薄れてくる方々もいるとお聞きするところでございます。  当市といたしましては、個人の健康や運動に対するモチベーションをいかに維持・継続していただくかが課題の一つではないかと考えております。これまでと同様、松本大学の根本教授に御指導いただき連携していくとともに、庁内各署とも連携して運動を継続するための働きかけを兼ねた教室の実施を考えてまいります。              〔「議長12番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  森山博美議員 ◆12番(森山博美議員) ぜひ進めていっていただきたいと思います。今期については、新規のコツコツ血糖改善コースを実施しているということですが、運動を行うことで糖尿病の血糖値が下がることは知られており、とてもいい施策と思います。対象者や人数、教室の内容についてお教えください。 ○伊藤浩平 議長  健康福祉部長 ◎関隆雄 健康福祉部長  コツコツ血糖改善コース、新規コースについて御報告いたします。糖尿病の方に個別に通知をし、お申し込みいただきました20名を対象に運動療法、個別食事指導を実施し、血糖を改善して糖尿病の重症化を予防するための教室でございます。指導は株式会社やまびこスケートの森に委託をいたしまして、全6回のコースとなっております。              〔「議長12番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  森山博美議員 ◆12番(森山博美議員) ありがとうございます。  次に、健康プロジェクト事業で松本大学へ出向き体力測定を実施し、個別の運動処方を実践するという内容が目玉の、からだ改善コースがコロナの影響でなかったのは仕方がないことだと思います。ですが、全市民が活動量計を用いるまでのものになれば、教室に通わなくても自分で目標を設定し、歩行状況を健康推進課が把握するなど、リモートで健康管理ができるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○伊藤浩平 議長  健康福祉部長 ◎関隆雄 健康福祉部長  御質問いただきました活動量計でございます。これは重さ約30キログラム(同日、30グラムの訂正あり)で常時身につけることにより、失礼しました。30グラムです。申し訳ございません。ちょっとした筋トレになっちゃいます。30グラムで常時身につけることにより、体の揺れなどから運動の強さを測定し消費カロリーを計測できる万歩計のような計測器でございます。  事前に個人の体力を計測し、個人の体力に合わせた運動強度を入力しておくことによりまして、消費カロリー、活動カロリーや歩数、運動した歩数、歩行距離などが計測でき、速歩も実践していただくことができます。  専門の施設での体力測定が必要になることや設定に一手間かかりますが、他の教室メンバーと歩行量を競うことができるので、やる気アップにもつながっています。万歩計や健康づくりアプリなら誰でもすぐに使えますが、専門のスタッフが一人一人丁寧に関わることで参加者の満足度が高く、得られる効果も高い教室となっております。              〔「議長12番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  森山博美議員 ◆12番(森山博美議員) 私も対面でなくては実感が湧かず、やはり人は人と人との関わりが必要ではないかと思います。しかし、感染症の動向により行けなかったのが残念ということよりも、行けなかったけれどもこれはできたのようなサブの行程も準備しておく必要があるのではないかと思いますので、同時に研究をお願いいたします。  今年度の市民健康意識アンケートにつきましては、先日もお聞かせいただきましたので、ちょっと割愛させていただきます。  次に、上下水道・温泉事業についてお伺いいたします。予定よりも4か月遅れで温泉熱発電の実証実験が行われました。前回の定例会でも現地視察を行いました。あれから発電量の状況はいかがでしょうか。発電した電気は販売されているのでしょうか。お聞かせください。
    伊藤浩平 議長  水道局長 ◎茅野徳雄 水道局長  実証実験の御質問でございますけれども、実験は順調に行われておりまして、発電量は1時間当たり8キロワットから8.5キロワットでございます。発電された電力でございますが、全て施設内で自己消費しておりまして、売電はしておりません。  騒音対策の関係につきましては、公的機関にて測定を行った結果、昼間も夜間も基準値に収まっております。以上です。              〔「議長12番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  森山博美議員 ◆12番(森山博美議員) 売電には至っていらっしゃらないということですが、これから寒い時期ですので、どのぐらい発電量などが変わっているのか楽しみにしております。  次に、温泉熱発電や温泉熱利用については、どのように考えていらっしゃるのか。また、温泉事業については契約者が減っております。その点についてどのようにしていくおつもりなのかお聞かせください。 ○伊藤浩平 議長  水道局長 ◎茅野徳雄 水道局長  温泉熱発電につきましては、あやめ源湯、今のところを取りあえず本年8月から1年間進めていきまして、今後の発電量、売電収入、それから設備投資などの費用対効果全体を含めまして本格導入について検討してまいります。諏訪市の再生可能エネルギーの活用にも温泉事業は有益だと思いますので、全体を考えながら諏訪市の全体のイメージアップが図られるように貢献してまいりたいと考えております。  それから、温泉事業の契約者減少についてでございますけれども、ピークは平成4年度で、件数で申し上げますと2,881件でございました。年に平均2%から3%契約者が減少しておりまして、近年では1年で約50件というペースで減少しておりまして、現在、令和元年度末で1,800件ほどになっております。  こうした廃止の原因が様々ございますけれども、世代交代それから家庭内風呂の設置ということ、それからあと温泉に係る嗜好の変化、シャワーのみで済ますというようなことで減ってきております。  当市としましても、給湯区内での転入者増加に向けて長野県宅地建物協会諏訪支部の協力を得まして、新規の個人引湯への案内をしている等の施策をしております。以上です。              〔「議長12番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  森山博美議員 ◆12番(森山博美議員) 市内にある温泉施設についてですけれども、経営困難になっているということをお聞きします。観光と連携をお願いしたいと思いますが、いかが思いますでしょうか。 ○伊藤浩平 議長  水道局長 ◎茅野徳雄 水道局長  当市には共同浴場が市内に70か所以上も存在しますので、それが温泉地としての特色だと思います。  一方、共同浴場の経営につきましては、組合員数の減少とか浴場の維持に大変苦慮をしているということを聞いております。共同浴場で外部の人を利用できるようにすることは、組合の中での意思統一とかあと管理方法、それから保健所での公衆浴場の許可が必要になっております。現在一部の公衆浴場につきましては、諏訪市観光案内図というA3くらいの大きな案内図がございますけれども、そういうのに掲載されたりしていますので、今後も動向を見ながら連携してまいりたいと思います。              〔「議長12番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  森山博美議員 ◆12番(森山博美議員) すみません、ちょっと順番を変えさせていただきまして、カード決済についてお聞きしたいと思います。水道光熱費はカード決済のほうがいいのではないかと思います。口座振替の場合、残高不足の場合は二度の振替をしなければならず、振り替えられない場合などは再度徴収しなければなりません。カード決済の場合、債権は一度でカード会社に渡り、売上げがそのまま入ってくるのでいいかと思いますが、いかがでしょうか。 ○伊藤浩平 議長  水道局長 ◎茅野徳雄 水道局長  水道料金の支払い方は、大きく分けて口座振替と納付書の二つがございますけれども、現在、納付書は市役所本庁それから水道局、金融機関、コンビニ払い、それからスマホ決済を4月に始めました。  クレジットカード決済の導入に当たりまして、継続的にクレジット決済に対応するにはシステム構築の初期費用が非常に高額なこととか、カード会社に支払う手数料が定率性でございまして、料金の金額に応じて負担が増えるということを勘案しまして、現在導入しておりません。  それから、現在県内19市の中で1市のみカード対応しておりますけれども、それも継続的なものではございませんで、水道担当課の窓口に納付書を持ってきていただいて、そのときにカードリーダーを通して行う、その都度のカード決済ということでございますので、そんな状況でございます。以上です。              〔「議長12番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  森山博美議員 ◆12番(森山博美議員) 私が調べたところによりますと、この長野県以外でも軽自動車税とか固定資産税、住民税とか水道料金、保育料とか、下水道料金など、クレジットカード決済で毎月行っているものもあります。債権を渡すということは、その後の徴収の費用ですとか人件費とかそういったものがなくなるので、定額の手数料があったとしても市には有効かなと思いますので、そこもぜひ検討していただきたいと思います。  次に、上下水道の布設替えの工事についてですけれども、市道内に私設管がある箇所が市内にたくさんありまして、そこについて今後どのようになさるおつもりなのかお聞かせください。 ○伊藤浩平 議長  水道局長 ◎茅野徳雄 水道局長  いわゆる私管の話なんですけれども、例えば例を申し上げますと、集落がない時代におきまして個人で管を引いていただいた経過がございます。そんなことで、今後もそういう緊急性だとか周辺の状況、それから必要性等を加味しまして、本管には市の整備を図っていきたいと思います。以上です。              〔「議長12番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  森山博美議員 ◆12番(森山博美議員) 水道局長には、本当にばたばたしてしまいまして申し訳ございませんでした。どうしてもカード決済のことが言いたかったので、申し訳ありません。本当に失礼いたしましたが、これからも頑張ってまいりますので、皆様もよろしくお願いいたします。  質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○伊藤浩平 議長  横山真議員 ◆7番(横山真議員) 7番、横山真でございます。師走に入り今年もあと僅かとなりました。今定例会では、3日間にわたり代表質問一般質問と全議員が壇上に上がりましたが、最後の一般質問をさせていただきますので、今しばらくお付き合いのほどよろしくお願いいたします。  さて、私は日頃から各課の定期監査において意見を申し述べさせていただいておりますが、各議員からも今回コロナ禍による影響について多くの質問がなされましたが、行政機関は今までにない対応を迫られていることと思慮いたします。そこで、様々な教訓を生かし、地方自治体として地域の課題解決にどう取り組んでいくべきか。大所高所に立って対処するための努力を惜しまず、前を向いてプラス思考に考え仕事を着実にこなさなければなりません。  さて、どなたがつけたか分かりませんが、コロナ禍の禍は「わざわい」とも読みます。まだまだ先が見えぬ中、不謹慎かもしれませんが、古くから災い転じて福となすということわざがございます。やがて福が訪れることを信じて、そして来年よいお年を迎えられますよう願いを込め、今みんなで市役所から元気を発信しなければならないと思います。皆さん一緒に乗り越えていこうではありませんか。  それでは通告に従い、私からは新しい時代を切り開く諏訪市役所のあり方について、何点か質問をいたします。初めに、行政と民間の連携の見直しについてお伺いをいたします。高度経済成長期における諏訪市の発展はものづくりから始まりました。時計の諏訪精工舎、オルゴールの三協精機、カメラや光学機器のヤシカ、チノン、日東光学、東洋バルヴ、北澤バルヴといった大企業がこの地に生まれました。そればかりでなく、著名な出版人や多くの仕事や人材が諏訪から生まれております。それらの歴史を物語るには時間は足りませんが、先人の努力、知恵や工夫によって、行政と民間の連携で諏訪市は栄えてまいりました。そして、同時に行政としての役割を果たしながら社会資本的な整備を積極的に進めてきたことも大きな要因であると考えられます。  しかしながら、時代は大きく変わり、今はコロナ禍という危機的状況にあります。そこで、市として今できることの対策を講じているものの、今の諏訪市には元気がないように思えてなりません。現在の諏訪市は待ちの姿勢に思えてなりませんが、先に前進するため、行政と民間の連携の在り方を見直し、積極的に行動するタイミングに来ているように思いますが、いかがでしょうか。そのお考えがあるのであれば、お聞かせをいただきたいと思います。  以下は質問席にてお伺いいたします。 ○伊藤浩平 議長  企画部長木島清彦 企画部長  それでは、私からお答えさせていただきます。議員の御指摘のとおり、行政と民間の関係において積極的な行政側からのアプローチ、これはもうこれから絶対に必要であると私どもも思っております。民間の強みと行政の強みを理解した上でお互いにタッグを組むことによりまして、市にとっては市民サービスの向上、民間にとっては企業価値の向上につながると期待をしているところでございます。  最近ではSDGsの推進とともに、従来の官民連携という言葉から官民共創という言葉に、こういった移行をしていくことが必要と言われているところであります。既存の手法にとらわれず、民間と行政の対話を通じて新しいイノベーションを生み出し、新しい価値を共につくることとされておりまして、初めの段階から官と民が社会課題の認識を共有し、最適な効果を生む手法を一緒に考えていくことが大切と言われております。  諏訪市でも、諏訪湖イベントひろばの利活用検討事業においても今後基本計画を策定する予定でありますけれども、先ほどもお話ししましたとおり積極的に意欲ある民間の力を活用することを考えておりまして、ぜひ持続可能なまちづくりを民間とともに進めてまいりたいと思っております。以上です。               〔「議長7番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  横山真議員 ◆7番(横山真議員) 今、部長から御答弁をいただきました。他の議員からもいろんな御指摘がある中で、民間との連携についてということでございます。今それぞれ様々な計画だとか基本構想がある中で、やはり行政と民間は一体になって取り組んでいく、まさに今これが重要なタイミングではないかなと思うところでございます。  昨日でしたか、例えば基本構想、東バルの関係ですね。基本構想の中でも諏訪未来デザイン会議だとか、そういった移住をしていただいて発信をしている人が非常に多くなってきているのも事実であります。事実であるわけでございますけれども、そうは申しても、やはり従来諏訪にしっかりと根づいて住んでいる方もいるわけです。そういった方々というのはとかく声が小さくて、大きい人の声のほうがどうしても広まってしまうという観点があります。でありますから、ぜひとも根強くそういった方の掘り起こしもしていただいて、一緒になって課題解決に向けて取り組んでいただきたいということを切に願うわけでございます。  それでは、続きまして技術職を増員配置する考えについてお伺いをしたいと思います。初めに、当市における技術職の配置についてお伺いいたしますが、現在技術職の配置状況はどうなっているのか。また、現状で不足と感じる部局はないのかお聞かせください。 ○伊藤浩平 議長  企画部長木島清彦 企画部長  諏訪市の現在の技術職の配置についてでございますけれども、所属別に申し上げますと、財政課に2名、農林課に1名、建設課に5名、都市計画課に4名、水道局施設課に13名となっております。  現在不足している部署というよりも、全体的に諏訪湖サービスエリアへのスマートインターの整備事業でありますとか国道20号諏訪バイパス推進、このほか公共施設の長寿命化、道路・橋梁などのインフラの整備など数多く出てきておりまして、市としまして全庁的に技術職員の需要はますます高まってきておりますし、これからますます必要になるのかなということは感じております。  ただ、近年の傾向といたしまして、技術職の採用試験の受験者は実は少数でありまして、受験倍率が低いような状態が続いていると聞いております。今後発生する退職者への対応としましても、技術継承を適切に行うためにも優秀な人材をできる限り確保していかなければいけないと考えているところであります。今後も全体のバランスも考えながらということでありますけれども、積極的に採用については検討してまいりたいと思っております。               〔「議長7番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  横山真議員 ◆7番(横山真議員) 今御答弁いただきました、まさに建設関係でございますが、当市においては現在大型事業が幾つか進められております。現在も順調に工事が着手されておりますが、私も先日工事監査を実施するに当たり、設計の苦労や現場での対応など担当職員も業務が大変であることを確認させていただきました。特にこれから進められる国道20号諏訪バイパスの動きが加速化してきていると同時に、今後は市単独事業も増加してくると考えられます。それらに併せて、建設部においては技術職の増員が求められるのではないかと考えられます。  そこで、専門的な分野での技術職員を増員配置する考えを、改めてちょっとお聞きしたいと思います。 ○伊藤浩平 議長  企画部長木島清彦 企画部長  建設関連ということでしょうか。先ほども申し上げましたとおり、現在、来年度の予算と同時に人員配置についても検討中でございまして、具体的にどこの部分についてどのような配置がいいのか、また可能なのかということを全体的なバランスの中で今検討している最中でございますので、現在どんな形でというのをここでお示しするのは控えさせていただきたいと思います。申し訳ございません。               〔「議長7番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  横山真議員 ◆7番(横山真議員) バランスを見てということでありますが、募集についても少数ということであります。なかなかそういった専門的な分野の方がいないのかなということでありますけれども、募集に関してもやはり前年からうまく周知していただいて工夫をしていただくということでありますので、そのようなことで対応していただいて、適材適所へきちんと職員の配置をしていただくよう、また御努力いただければと思います。  それでは、続きまして組織機構改革についてお伺いいたします。コロナ禍の状況は中長期的にまだまだ続くと思われます。無論、国の臨時交付金を活用しながら対策は講じられているわけでございますが、コロナ禍のみならず近年では自然災害も多く見られます。それらを鑑みて、市民ニーズ、行政課題に対して積極的に対応するため効率的な組織機構改革が求められると思いますが、その考えはないかお伺いをいたします。  また、今後取り組むべき重要事項は何か。全庁的な対応が求められますが、その考えについてもお伺いをいたします。 ○伊藤浩平 議長  企画部長木島清彦 企画部長  まず今年度のコロナ対応ということでありますけれども、諏訪市の対策本部を最上位の組織と位置づけまして、これまで春から特別定額給付金の対策チームでありますとか、秋には事業者の緊急支援チーム、そういった対策チームを設けて対応してきているところでございます。  新型コロナウイルスの対応につきましては、経済対策、医療支援、生活支援、教育関係など全庁にわたるため、特化した組織を立ち上げるよりも部局横断的にチームを編成し柔軟な対応ができる体制を整える、そのほうがメリットがあると考え実行してきているところでございます。  今後コロナ禍において特化した組織の設置というのは予定してはおりませんけれども、これは以前にもお話し申し上げましたけれども、コロナ対応のみならず、議員おっしゃるとおり自然災害を含む有事の際には迅速に対応が取れるようということで、新年度に向けまして危機管理室の体制強化には取り組んでいるところでございます。  このほか具体的には先ほどと同様の答えにはなってしまいますけれども、業務スマート化の推進でありますとか大型ハード事業の進捗状況、こういったものも見ながら、緊急時には組織横断的な連携体制を整え、必要に応じた組織改革も念頭に置きながら適正な人員配置に努めてまいりたいと思っております。               〔「議長7番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  横山真議員 ◆7番(横山真議員) 適材適所ということでまたよろしくお願いをしたいと思います。  それでは続いて、職員に求められる能力と資質向上についてお伺いをいたします。職員の業務についてお伺いいたしますが、職員とて同じ人間ですから間違いは当然あるかと思います。そうは申しても、一番気をつけなければならないことは業務のミスであります。  現在、業務進行シートの活用により、職場の異動や引継ぎ等の業務も含めて職員間での業務改善に取り組まれていることと思います。また、本年4月、監査委員会では新たに監査基準を制定いたしました。日頃から職員の事務事業の進捗、事務の合理化、経費の節減など監査をさせていただいておりますが、ここで改められることは、職員の能力を最大限発揮するための努力とそのために自己研さんに励む資質の向上であります。自分を高める行動や人間力を磨く努力についてどのように職員の資質を高めていくのか、そのお考えをお伺いいたします。 ○伊藤浩平 議長  総務部長 ◎松木克之 総務部長  どのように職員の資質を高めるのかという御質問ですが、限られた財源と人材を最大限に活用し住民サービスを向上させるためには、職員一人一人の資質を高めていくこと、すなわち人材育成は欠かせないものであると考えております。  当市では、人材育成基本方針に基づきまして、その方針に掲げています目指すべき職員像を目標とした数々の職員研修を実施し、時代に即した人材の育成に努めております。  研修についてですが、大きく分けて階層別研修、いわゆる各階層、職層に求められる知識・教養等を習得するための研修と、あと特別研修、行政課題等に対応するための知識・技能を習得するための研修の大きく分けて二つあります。  職員の研修の受講に際しましては、職員に希望調査を行いまして、職員個々のモチベーションや興味などを勘案しつつ、自身の能力や知識を高める機会となるよう希望を優先しております。  また、昨日も話としてありましたが、早稲田大学マニフェスト研究所人材マネジメント部会へも、広い視野や新たな潮流に触れる機会としまして希望者を参加させており、今回ActSUWAというグループが発足したという効果が得られたことは、一つの成果であると考えております。  さらに、新規採用職員に対します育成員によるOJTや人事考課制度など、日頃の業務の中、職場内においても自分を高める行動、人間力を磨く努力、すなわち自己研さんが進むよう支援を行っております。以上でございます。               〔「議長7番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  横山真議員 ◆7番(横山真議員) ありがとうございます。今、部長からもお話がございましたが、昨日でしたか、岩波議員からそのActSUWAについての質問があったということで、基本的には職員の人材育成のため、希望調査を行ってから研修を受けるということですが、これは全職員対象になってくるのでしょうか。 ○伊藤浩平 議長  総務部長 ◎松木克之 総務部長  基本的には全職員最低でも1年間のうちには一つは受けようということを目標としておりまして、全職員に対しまして希望調査を行っております。               〔「議長7番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  横山真議員 ◆7番(横山真議員) ありがとうございます。先ほどの岩波議員のActSUWAのお話でございますけれども、昨日、市長からも、グループが持ち場を超えて市長になったつもりで主体的に考えてほしいという話がありました。まさに職員一人一人がそのような気持ちになれば、庁舎全体も盛り上がってきますし、市民サービスも当然いい状態が築けるんじゃないかなと思っております。  行政側の立場、そして私たち議員の立場は同じでございます。やはりそれぞれ市民のお話を聞いて、いかにそれを反映できるか。お互いがそのような状態をつくり上げられればきっとよい市になってくるし、また元気のある諏訪市になるのではないかなと思っております。  研修の場ということでありますけれども、もう一つは職員の資質の向上という部分には、人材育成ですから当然あると思いますけれども、やはりその接遇だとか日頃の生活態度、態度が悪いとは言いません。言いませんけれども、中にはちょっと挨拶もできない人もいるかなというような状態もあります。ですから、やはり元気を見せるということは、まず職員が元気がある、そして私たち議員も元気があるということが一番ではないかなということでありますので、その辺も含めて、またぜひとも職員の皆様方には研修を通じながら仕事に取り組んでいただきたいなということでございます。  そういった中で、職員研修を通じて改善を図られているということでありますけれども、さらに次年度新しい取組などを計画しているようなことに向けての研修等あればお聞かせをいただきたいと思います。 ○伊藤浩平 議長  総務部長 ◎松木克之 総務部長  次年度に向けての新しい取組はとの質問です。来年度の研修も今年度と同様に、アフターコロナ、ウイズコロナを見据えた集合型の研修ですとか首都圏での滞在型の研修というものは困難であると想定しておりまして、オンラインでの実施などを中心に現在検討しております。  新たな取組としましては、本年度から既に実施しているものではございますが、職員の自己啓発支援としまして、職員が希望する通信教育などの受講料を補助する自主研修支援というものをスタートしております。また、今年度オンラインや動画視聴による研修の積極的な導入ということも行っております。  新たな研修としましては、フォロワーシップを形成し、相互に力を発揮できる組織づくりを学ぶチームビルディング研修というものを初めて来年度の研修として取り入れようと考えております。以上でございます。               〔「議長7番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  横山真議員
    ◆7番(横山真議員) ありがとうございます。せっかくでありますので、そのチームビルディング研修というのをもうちょっと詳しく教えてもらえばありがたいと思うんですけれども。 ○伊藤浩平 議長  総務部長 ◎松木克之 総務部長  私もこの答弁に当たって、チームビルディング研修って何だろう、そもそもこのフォロワーシップというものは何だろうというところです。リーダーシップという言葉はよく聞くわけでございますが、そのリーダーを補佐する人、その人がフォロワーだと。それらのフォロワーシップというものが組織集団の目的達成に向けてリーダーを補っていくんだと。そういう人たちを育成していこうというものです。  とかく集団になったときに、リーダーだけが突っ走ってしまえば、なかなかその組織というものはうまくいかないと考えております。そういう組織の一つの集団の中でフォロワーをつくることによってリーダーをサポートして、一つの組織をつくっていく。そういうことから、チームをどうやってつくっていくのかということを学ぶ、そういう研修だと思っております。  いずれにしましても、来年度新たな研修ということでスタートしますので、またこれらの研修の効果などを検証しながら職員の育成に努めてまいりたいと思います。よろしくお願いします。               〔「議長7番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  横山真議員 ◆7番(横山真議員) ちょっと今、市長と目が合ったものですから、突然のふりでいけませんけれども、市長からの先ほどの市長の気持ちになって職員は頑張れという半面、この研修によると、市長を支えてもっと職員は頑張れということにも捉えられるんです。これは私はいい意味でいい研修に当たるんじゃないかなと思いますので、それについて市長から何かコメントがあれば、突然ですみませんがお願いします。 ○伊藤浩平 議長  市長 ◎金子ゆかり 市長  様々な研修を折り込んでいただいて大変ありがたいと思っています。リーダーといっても、それぞれの立場においてみんなリーダーシップはそれぞれに発揮していただいております。考え方はいろいろありますので、リーダーを育てる研修もあれば、フォロワーシップ、チームをつくるというそういう研修もあります。いろんな研修を折り込んでいただいて、議員おっしゃるように相対的に役所の中に活力やエネルギーが上がってくるということは大いに期待したいと思います。               〔「議長7番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  横山真議員 ◆7番(横山真議員) ありがとうございました。私も大いに期待をするところでございますので、頑張っていただきたいと思います。  それでは、情報発信の仕方ということでありまして、既に9月定例会においてすわっチャオで使用する情報配信に向けた機材の……。申し訳ございません。私は今間違ったところを見ていました。すみませんでした。  もとへお願いいたします。ホームページと広報誌の情報量格差についてということでお伺いをしたいと思います。諏訪市の広報の仕方、また現在取り組まれている情報発信について、まずお伺いをしたいと思います。それから、当市の情報を入手するための手段は幾つかあると思いますが、全ての市民が情報を得るために取られている情報発信の手段は何かをお伺いいたします。 ○伊藤浩平 議長  企画政策課長寺島和雄 企画政策課長  広報の仕方、全ての市民が情報を得るためにどんな情報発信の手段を取っているかというお尋ねでございます。年齢層によって情報を取得する媒体が一人一人異なるというような状況だと思います。広報紙それからホームページ、SNS、また報道機関、かりんちゃんねる、防災無線放送など様々な媒体を使って情報発信できる仕組みを構築しまして、情報を取得できる媒体を限定することなく多くの方に情報が届くようにしております。  広報紙におきましては、全戸に配布をして幅広い年齢層の皆様へ市政情報を発信しておりますけれども、昨年8月には紙面をリニューアルしまして、情報のカテゴリー分けやインターネットとの連携強化などにより、情報を探しやすく分かりやすくしてまいりました。また、最近ではユーチューブなど動画を活用する機会も大変増えてきております。  このように様々な媒体の特性を生かし、使い分けたり補い合いながら、より効果的な情報発信に努めているところでございます。以上です。               〔「議長7番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  横山真議員 ◆7番(横山真議員) ありがとうございます。それで、先ほどもお話がございましたけれども、来年ホームページを更新をしていくということでありますけれども、何か工夫している点はあるのでしょうか。 ○伊藤浩平 議長  企画政策課長寺島和雄 企画政策課長  現行のホームページの使い勝手につきましては、先ほどもございましたけれども、必要な情報になかなかたどり着けないとか、あとは古い情報がいつまでも載っていて分かりにくいといったそんな意見を数多くいただいております。そういう中で、来年度ホームページリニューアルを予定しておりますので、少なくともこの2点を重点に課題解決を図るということを念頭に置いております。  一つ目の改善策ですけれども、まず知らせたい情報、知りたい情報への誘導であります。トップページだけでなくて記事のページも入り口と考えまして、回遊性を重視したナビゲーション重視設計、こういったものを採用していきたいと思っております。  それから二つ目の改善策ですけれども、サイト品質の改善と劣化の防止であります。古い記事が載ったままになることを防ぐために、サイト品質の劣化を防ぐ機能を充実しまして、年月を重ねても品質のよいホームページを目指していきたいと思っております。  そのほかにも、業者と庁内LAN推進委員会、こういったものを中心にリニューアルに向けて着々と準備を進めております。作り手でもあり使い手でもある職員、こういった職員への教育研修も取り入れていきながら、諏訪市の取組と魅力を市内外に最大限に発信できるサイトにしてまいりたいと考えております。以上です。               〔「議長7番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  横山真議員 ◆7番(横山真議員) 2点の改善点がありますが、すみません、私、監査目線で物を言ってしようがないんですけれども。それだけリニューアルしていただいて多分内容はよくなるということですけれども、それは管理する金額もベース的には少し上がるということですか。 ○伊藤浩平 議長  企画政策課長寺島和雄 企画政策課長  また金額等も精査しているところでありますけれども、それほど大きく負担は増えない形で進めてまいりたいと思っております。               〔「議長7番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  横山真議員 ◆7番(横山真議員) では、負担は小さく内容は大きくということで、ぜひとも情報の発信をお願いしたいと思います。  情報は全て発信するんですけれども、私どもが一つ市民からの課題として思うところは、やはり御高齢の皆さんのところに情報が行き届かないというところであるということ、これも難しい観点だと思います。  報道の観点から、やはり紙面を通じて情報を得るということも一つの方策ではないかなと思いますので、またその辺は課題でありますので、御検討をいただければと。今後の課題として思っておいていただきたいと思います。  そこで、既に9月定例会においてすわっチャオで使用する情報配信に向けた機器の導入が決定されております。機材導入については、まさに今準備が進められていることかと思いますが、その導入状況についてお聞かせください。 ○伊藤浩平 議長  教育次長 ◎後藤慎二 教育次長  すわっチャオのウェブ配信システムにつきましては、現在機器が納品をされまして、設定や使用方法の確認をしているところです。コロナによって現実に集まることができなくても集まれる、また発表の場を失ってしまった方々の発表の場としてオンライン配信という手段を使いまして、今年度はZoomを利用した料理教室、それからセミナー、またバンド演奏のリモートコンサート、これを今年度中に実現させようということで今準備を進めているところです。以上です。               〔「議長7番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  横山真議員 ◆7番(横山真議員) 実は私も先日すわっチャオの調理室をお借りして、高校生と一緒に諏訪湖のヒシを使って、ヒシの実を活用したお菓子作りというものを行いました。また、すわっチャオに勤務する地域おこし協力隊の塚西さんにも御一緒に参加をしていただきながら、おいしいお菓子作りをすることができました。お菓子作りに至るまでには、小山議員のお力添えがあったことを改めて御礼を申し上げます。  お菓子の話はさておいて、そこで、それら高校生や各種団体等が行う活動や事業についての情報配信はもとより、ぜひともすわっチャオを拠点とした情報配信の場としての御提供をしていただければと思います。  すわっチャオの在り方についてですが、先日の報道によると、利用について外部評価委員からはいろんな御指摘があったようであります。そこで、今後の駅前交流テラスすわっチャオの利用率向上と情報発信の拠点としての位置づけを考えていただきながら、それにより多くの方々へ情報が広がることにつながると考えられますので、利用促進の取組を再度御検討いただけたらと思いますが、いかがでしょうか。 ○伊藤浩平 議長  教育次長 ◎後藤慎二 教育次長  すわっチャオの運営コンセプト、「あつまる!つながる!はじまる!」というコンセプトなんですが、このあつまる、つながるというコンセプトがコロナにおける新しい生活様式と相反しているコンセプトではありますけれども、じゃあコロナ禍においてこのコンセプトをどうやって具現化をしていくかという手段として、今年度もそうですが、来年度においてもウェブ配信システムを使った取組に今知恵を絞っているところです。  議員のお話にございました過日の外部評価委員会におきまして、高校生利用者に一部占有されている場面が多いという御意見もいただいたところですけれども、それを受けまして、これまで以上により多くの方々に御利用いただけるように、スペースの一部分を時間上限制を取り入れて今様子を見ているところでございます。  さらには、上諏訪地区以外からお越しいただけるように、かりんちゃんバスの到着時刻に合わせてイベントを設定したところ、かりんちゃんバスを使って初めてすわっチャオに御来館いただいたと、こういった参加者にもお越しをいただいたところです。  また、このウェブ配信システムの使用方法の習得や、それを使ったイベントが果たしてどの程度の効果があるのか。そのあたりを検証しながら、できればすわっチャオにとどまらず教育委員会全体のイベントや諏訪市全体のイベントの配信ツールとして可能性を模索していきたいと、こんなふうに考えております。以上です。               〔「議長7番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  横山真議員 ◆7番(横山真議員) 独自的な施設ということで管理運営も大変なところでありますけれども、それぞれ職員の皆様が創意工夫しながら今のような提案をいただいているということであります。既にそういった意味での改善が図られる、そしてまたいろんなコンセプトの下に手段を講じていただくということであります。ぜひとも努力しながら、さらなる有効活用を図って、努めていただければと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。  それでは、最後に公用車の使用についてお伺いをしたいと思います。皆さん御承知のとおり公用車とは民間企業における社用車に当たり、官公庁、地方自治体などの公的機関が業務に使用するものであることは言うまでもありませんが、最近では兵庫県が知事用と議長用の公用車をトヨタの最高級車センチュリーに変更したことが大きな話題となりました。  一方、長野県ではその高級車であるセンチュリーを来年2月にインターネットオークションに出品することを決めました。兵庫県で批判が出たことを受け、長野県に対しても使用する理由などを尋ねる問合せが数件寄せられているようですが、阿部知事は、他の公用車に比べ使用頻度が低く、機能重視で考えることが大切なので、総合的に判断しセンチュリーを出品することに決めたようであります。  そこで、当市の公用車について、初めに市長車の在り方についてお伺いをいたします。現在、市長車として使用している車両は合計3台ありますが、使用頻度が高いエコカーの使用については環境に配慮した上での使用と考えるものだと思いますが、現状の使い方についての考え方についてお伺いをいたします。  それから、もう1台はミニバンです。これは使い勝手がよく、民間での利用も多く見られ、安全への配慮や仕事ができる空間も確保できることが特徴であります。また、特に高速道路を利用し遠方へ向かう際の公務での使用は快適だと思います。  それから3台目として、現在公売を進めているセルシオですが、それらの考え方について伺います。  また、売却後は新しい高級車を導入されるのか、今後の公用車の購入、使用についてお伺いをいたします。 ○伊藤浩平 議長  総務課長 ◎三村伸彦 総務課長  それでは私から、公用車、市長車の在り方についてという御質問についてお答えをさせていただきます。現在所有しております市長車は、議員おっしゃったとおり、予備車も含めて3台ございます。エコカーの使い方ということでございますけれども、環境への配慮、機能面やまた近距離での運行につきましては小回りが利き、また燃費に優れるハイブリッド車のトヨタのプリウスを使用してございます。  また、ミニバンの使い方でございますけれども、東京の出張など長距離の移動となる場合には、走破性に優れ、また執務が発生したときに車内に広いスペースが確保でき快適性もあるヴェルファイアを使用してございます。  それから、最後にセルシオについてでございます。市長予備車であるセルシオでございますけれども、利用年数また老朽化等から処分を行うこととし公売を実施いたしました。しかしながら、この公売の入札日が11月30日でございましたが、残念ながら応札者は現れず、入札不調という形になってしまいましたので、改めて今後の処分方法ですとか時期については検討しているところでございます。  また、処分できた場合等におきまして、新たに高級車を購入する予定はございません。  今後も公用車の更新に当たっては、価格面はもとより環境への配慮ですとか機能性、そういったものを重視する中で、計画的な更新を図っていきたいと考えております。以上です。               〔「議長7番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  横山真議員 ◆7番(横山真議員) 考え方についてお伺いしました。セルシオについてはなかなか不調であるということで。近年ではそのビッグパワー、ビッグトルクのものはなかなか需要がないということであります。  しかしながら、庁舎全体で考えて、私も日頃の監査の中でお話させてもらっていますけれども、車両の入替えについては、できる限りうまく公売等通じて売却できるものはというその考え方については非常によろしいのではないかなと思っております。引き続き、この車両がどうなるかは別として、考え方とすれば、公用車のみならず庁舎全体の車両についてそのようなお考えの下でまた進めていただければなということで思っております。  次に、職員等が使用する公用車について伺います。職員が公用車を使用する際は、レンタカーを借りるような気軽な気持ちではなく、自分の車と同じように丁寧に使用することにより、清潔さを保ちながら安全に使用することができると思います。日頃は車両管理でしっかりと点検等をしていただいていることと思いますが、職員用車両の取扱使用基準や安全意識の向上のための指導などについてお伺いをいたします。 ○伊藤浩平 議長  総務課長 ◎三村伸彦 総務課長  公用車の管理についてのお問合せでございます。公用車の管理につきましては、諏訪市公用車運行管理規定というものにより定められております。運転者は運行前の点検、運行日誌の記載、社内の清掃を実施することになっております。  通常運転の中で室内の清掃をその都度行うことはなかなかできないこともありますけれども、著しく汚れた場合などは必ず清掃するように促しているところでございます。  また、職員は運転に当たり諏訪市運転者服務規程、こちらにより安全運転に専念する義務というものがございます。安全運転を徹底するために、年1回の交通安全講習の実施ですとか、あと課所ごとでの朝礼時の安全運転宣言の実施、またウェブ掲示板において都度交通安全に関する注意喚起というものを行っているところでございます。  いずれにしましても、議員からもお話があったように、公用車も自家用車と同様に愛着を持って、次の利用者が気持ちよく使用できるように気遣いを持つ、こういったことが重要かと思いますので、快適で安全な運転ができるように引き続き職員には呼びかけてまいりたいと思っています。以上です。               〔「議長7番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  横山真議員 ◆7番(横山真議員) 職員の皆さん、ぜひ安全運転を心がけていただきたいと思います。最近では委員会に事故報告等もございませんので、きっと皆さん慎重に運転をしていただけていると思っておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。  次に、本年6月からあおり運転に妨害運転罪として新たに罰則が設けられましたが、いつ自分が被害者となるか分かりません。職員があおり運転によるトラブルに巻き込まれそうになったときの対処等の指導も求められますが、その上で安全を担保するツールとして、ドライブレコーダーの設置が有効的ではないかと思いますが、それらの計画的な取付けについて伺います。 ○伊藤浩平 議長  総務課長 ◎三村伸彦 総務課長  ドライブレコーダーの設置についてでございますが、職員の安全を担保するために、ドライブレコーダーの設置というものは有効であると考えております。  平成30年度以降、新規購入車ですとかあと高速道路の使用頻度が多い車、こちらを優先に毎年2台程度に順次設置をしてきているところでございます。現在8台に設置済みという状況でございますし、今後も計画的に設置をしていきたいと考えております。以上です。               〔「議長7番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  横山真議員 ◆7番(横山真議員) 現状では全体で8台ということで、車両に対して8台なものですから、その使用の仕方からいっても計画的に設置を進めてもらいたいということであります。  そこで、特に利用頻度が一番高いワンボックス車の使用についてですけれども、ハイエースは複数の職員が使用したり、時には外部の方々を送迎するといったことが非常に多い車両であります。そういった部分では、ハイエースについては今現在ドライブレコーダーが取り付けられていないような状態に思いますが、それらの理由についてお聞かせください。 ○伊藤浩平 議長  総務課長 ◎三村伸彦 総務課長  ハイエースへのドライブレコーダーの設置についてでございますけれども、ドライブレコーダーの設置に当たりましては、車両の利用年数も考慮いたしまして、更新の目安を超えている車両については除外をしているという現状でございます。  ハイエースにつきましては、先ほど申しました公用車の更新がございまして、目安としては購入後10年、走行距離15万キロを超えているものとしておりますが、こちらを超えているという状況でございますので、今設置をしていない状況になります。以上です。               〔「議長7番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  横山真議員 ◆7番(横山真議員) 総合しますと、そのハイエースについては、特に利用年数が10年以上であり走行距離も15万キロ以上ということで、非常に古い車両で、がたもきているようでありますので、新車の更新を早期に進めるべき車両ではないかと思いますが、改めてどうでしょうか。 ○伊藤浩平 議長  総務課長 ◎三村伸彦 総務課長  更新をというお話でございますが、走行距離また利用頻度等を勘案する中で、更新時期であるということは認識をしているところでございます。公用車の更新につきましては、職員にとっても安心で安全な運転をするためにも、今後も走行距離ですとか利用年数を勘案しながら行っていきたいと考えてございます。以上です。               〔「議長7番」の発言あり〕 ○伊藤浩平 議長  横山真議員 ◆7番(横山真議員) 計画的な更新ということでまた御検討をいただきたいと思います。  それでは、私の質問は以上ですけれども、いずれにしましても新しい年を迎えるに当たり、皆さん元気よくということで、ぜひとも新しい時代を切り開くため、諏訪市役所の在り方ということで、みんなで一緒になって考えながら市民の皆さんに御理解いただける運営に努めていただければと思っております。  以上をもちまして私の一般質問を終わりにさせていただきます。ありがとうございました。 ○伊藤浩平 議長  以上で一般質問を終結いたします。
              ────────────────────── ○伊藤浩平 議長  以上をもって本日の日程は全て終了いたしました。           ────────────────────── ○伊藤浩平 議長  本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまでした。           ──────────────────────            散       会   午前11時38分...